子育てをやめたいと思った夜、ありませんか?
「もう無理…」
そんなふうに思った夜が、僕にはあります。
子どもが泣き止まず、夜中に抱っこしながら心の中で叫んでいました。
「なんでこんなに泣くんだよ」
「頼むから、ちょっとだけでいいから寝てくれ」
「俺、父親向いてないのかも……」
そんなこと、誰にも言えませんでした。
でも今、同じように苦しんでいるあなたがいたら伝えたい。
大丈夫。
その夜を乗り越えた僕が、少しでも心を軽くできたらと思い、この記事を書いています。
夜中のベランダで、僕は心が折れそうだった

子どもが泣き止まず、抱っこしてもミルクを飲まない。
深夜1時を過ぎ、妻も疲れて先に寝てしまった。
僕はリビングでひとり、立ち尽くしていました。
「なにをしても泣き止まない」
「この子にとって、俺は必要ないのかも」
そんな思いが、じわじわと胸に広がっていきました。
あまりにも苦しくて、ベランダに出て座り込みました。
冷たい空気に当たっても、頭の中はグルグルしていて。
ふと、「逃げたい」という言葉が頭に浮かんだのを、今でも覚えています。
妻がくれた「たった一言」で涙があふれた
そんなとき、寝ていた妻がふと起きて、僕に言ったんです。
「それでもさ、私たち、ちゃんと頑張ってるよ」
たった一言でした。
でも、それだけで張りつめていた気持ちが崩れて、涙があふれました。
うまくできない自分、イライラしてしまう自分を責めてばかりいたけど、
「頑張ってる」って、誰かに認めてもらえたことが救いでした。
それは、妻じゃなくてもいい。
この記事を読んでいるあなたにも、僕は伝えたい。
あなたは、ちゃんと頑張ってる。
泣いてる子どもを抱っこしているだけで、立派な親です。
「やめたい」って思うのは、頑張ってる証拠です
育児って、本当にしんどい。
SNSで見るようなキラキラした育児なんて、我が家にはありませんでした。
寝不足、ストレス、孤独、夫婦喧嘩。
それでも朝が来るし、子どもは泣くし、時間は止まってくれない。
でも、「やめたい」と思ったことがあるあなたは、
それだけ子どもと向き合ってきたという証です。
完璧じゃなくていい。あなたは、十分やれてる
毎日笑って過ごせなくてもいい。
怒ってしまう日があってもいい。
「逃げたい」って思う日があっても、親として失格なんかじゃない。
むしろ、それでも今日も子どもに手を伸ばしているあなたは、十分立派です。
どうか、自分を責めないでください。
そして今夜が、ほんの少しでもあなたの心を軽くする時間になりますように。
あとがき:僕も、何度も限界を超えてきました

育児は、きれいごとじゃやっていけません。
泥臭くて、疲れて、報われないような毎日の連続です。
それでも、あなたの中には「やめたくない想い」がきっとあるから、
このページにたどり着いてくれたのだと思います。
この先も、何度もつまずくかもしれません。
でも、大丈夫。あなたは一人じゃありません。
一緒に、がんばっていきましょう。
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