【ママもパパも悩む】子供が言うことを聞かないのはなぜ?年齢別の理由と接し方

子育ての悩み

「なんでうちの子は言うことを聞いてくれないの?」

お子さんが何度言っても言うことを聞いてくれない…。多くの親が一度は悩む問題ですよね。
私自身も「どうしてうちの子だけ?」と落ち込んだ経験があります。
でも、実は子どもが言うことを聞かないのは珍しいことではありません。
年齢や発達段階に理由があるのです。
本記事では、子どもの「言うことを聞かない理由」と、今すぐ実践できる具体的な対応法を、年齢別に分かりやすくご紹介します。

子供が言うことを聞かないのは、実は自然なこと

子どもが言うことを聞かない時、親は「自分の育て方が悪いのでは?」と不安になるかもしれません。
しかし、実は脳や心の発達を考えると、ごく自然な現象です。
子どもはまだ自分の感情や欲求をコントロールする力が未熟なため、どうしても目の前の「やりたい!」が優先されがちです。
「わがまま」や「意地悪」ではなく、成長過程の大切な一部と理解することが、親の心もラクにします。

【年齢別】言うことを聞かない理由と対応法

お子さんの「言うことを聞かない」行動も、実は年齢による特徴があります。
それぞれの発達段階に合わせた接し方を知ることで、親子のコミュニケーションもグッとスムーズになります。
以下で、年齢ごとによくある理由と有効な対応法を解説します。

◆2~3歳(イヤイヤ期)

<img src="https://kosodate-ganbaro.com/wp-content/uploads/2025/07/iyaiya-2yo-boy.jpg" alt="イヤイヤ期で泣いている男の子と見守る日本人ママ" width="800" height="533">

2~3歳は“イヤイヤ期”とも呼ばれ、自己主張が急激に強くなる時期です。
「自分で!」という気持ちが芽生え、親の言葉に反発したり、「イヤ!」が口ぐせになります。
これは自我が育っている証拠
対応する際は、「AとBどっちがいい?」と選ばせたり、「そうしたかったんだね」と共感しましょう。
また、無理に急かさず、子どものペースを尊重して待つ姿勢も大切です。

◆4~6歳(就学前の幼児)

4~6歳になると、少しずつ理屈も理解できるようになりますが、それでも感情を優先しがちです。
「あとちょっと遊びたい!」など気持ちとの葛藤が日常。
対応のコツは、家庭内のルールを明確にしておくことと、「あと5分で終わろうね」と事前に予告すること。
一貫性ある態度を続けて、親がぶれない姿勢が子どもに安心感を与えます。

◆7歳~(小学生)

7歳以降の小学生になると、理屈もかなり理解できるようになりいわゆる反抗期の入り口に差しかかってきます。
「なんでダメなの?」と理由を求める場面も増え、やみくもな命令は通じにくくなります
納得できる理由を伝えたり、「あなたを信じているよ」と信頼ベースでコミュニケーションを取ることが、心を開かせるポイントです。

子供の態度にイライラしたときの対処法

<img src="https://kosodate-ganbaro.com/wp-content/uploads/2025/07/tsukareta-mama-breath.jpg" alt="子どもの言動に疲れて深呼吸する日本人の母親" width="800" height="533">

子どもが言うことを聞いてくれない時、ついイライラしてしまうものです。
しかし、怒りに任せて怒鳴ってしまう前に、まずは親自身の感情を整えることが大切です。
深呼吸をしたり、一旦その場を離れて距離を取ったり、自分ひとりの時間を作ることで、感情をリセットできます。
私も声を荒げてしまい反省した経験がありますが、少し間を置くだけで冷静さを取り戻せることが多いと実感しました。

親が知っておきたい「伝わる声かけ」テクニック

<img src="https://kosodate-ganbaro.com/wp-content/uploads/2025/07/father-communicate-child.jpg" alt="子どもにやさしく声をかける日本人の父親" width="800" height="533">

親がつい言ってしまいがちな「早くして」「なんでできないの?」といった言葉は、子どもにプレッシャーや否定感を与えてしまうことがあります。
その代わりに、「○○してくれると助かるな」や「一緒にやろうか」と、具体的かつ前向きな声かけを意識しましょう。
ちょっとした言葉の工夫で、親子関係がぐっと良くなるので、ぜひ試してみてください。

まとめ:子どもは成長の途中、大人も一緒に成長しよう

子どもが言うことを聞かないのは、今まさに成長している証です。
親は「共感+待つ+ルール」のバランスを意識することで、悩みを軽減できます。
すべてを完璧にやろうとせず、親自身も周りの助けを借りながら、一緒に成長していけば大丈夫です。

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